ファイヤーキングの刻印・バックスタンプ
刻印を見るとおおよその製造年代がわかります (ここで紹介しているものは独自の見解による、推測値になります)
1940年代(1941年〜1946年頃):初期刻印と呼ばれる、ロゴ誕生前のブロックレター刻印
-
フィルビー、レストランウェア
-
滅多に見つからない非常に希少な刻印。一般的な初期刻印は右側写真の物。左側のものはフィルビーサファイヤブルーマグにて発見した珍しいフォント。
1940年代〜1950年代初頭(1946年頃〜1951年頃):初期GLASS刻印
-
Dハンドルマグシェービングマグ、ジェーンレイ、アリス、1700Line、レストランウェア
-
FireKingロゴが誕生した最初のレアな刻印。ジェーンレイやアリスはロゴ誕生前から生産されていたため刻印なしの物も多い。
1950年代〜1960年代初頭(1952年頃〜):GLASSがWAREに。1956年頃より製造国名が入るようになります。
-
Dハンドルマグ、レストランウェア、スワール
-
GLASSの文字がWAREに変わります。その後、国外輸出への対応かと思われる製造国を表す「Made in USA」が入り、製造拠点等の何かの違いを示すと思われるナンバーやドットが入るようになります。
1960年代〜1976年頃:製造会社名の「ANCHOR HOCKING」及び錨のシンボルマークが入ります。
-
スタッキングマグ、シェル、ブルーモザイク
-
1969年社名が「アンカーホッキング社」に改名しました。それまでは「アンカーホッキンググラス社」でした。
1960年代後期〜1976年頃:事業多岐化のなか、製品特徴にあわせてFireKingロゴがなくなります
-
シェル、他社とのコラボ製品等
-
それまでのオーブン耐熱を意味する「FireKing」ブランドではなく社名のアピールが中心になります。当時普及しはじめた電子レンジや誤解による直火利用などによる事故を避けたのかもしれません。
1977年〜1986年:シンボルマークが新しくなりシンプルに
-
Dハンドルマグホワイト、スタッキングマグ、シェルゴールドトリム
-
創業者ジェイコブコリンズ氏が死去した翌年の1977年、シンボルの錨マークが新しくなります。1986年ミルクガラス製品のファイヤーキングは生産を終了(一部製品は残ります)。
|